紫陽花も咲いてる、クチナシも咲いてる。雨も悪くないね。

さて、今年も6月に差し掛かりまして、半分過ぎ去ろうとしております。これは、あっという間に9月になってしまうだろうと、予想できます。年明けて、レイワになって、先日大野さんのGAROのリハーサルあって、ちょいとお久しぶりっすね、2月以来?GAROのライブは11月以来か!早いなぁ〜〜〜とびっくりしたとこです。我々、小金井公園セプテンバーコンサートは9月第二日曜日に開催の予定です。

日々災害などはもちろんのこと、戦争、内戦に巻き込まれて傷つく人がどうにかなくならないものかと祈る毎日ですが、ついこの間は、世界の政治のリーダーたちが、想像しよう国境などないと!我々は一つになるのだ!というどなたかが創造した動画にたくさんの人が共感し拡散していました。セプテンバーコンサートのFBページでもシェアしましたので、ご覧になったと方も多いと思います。実際にこの想像、イメージを夢ではなく現実のものにするべく、少しづつなんとか前に進んでいきたいものだと思います。まあ、セプコンなんてものも、その歩みの一つですが、ごくごく小さな一歩かもしれません。でも、いいんです。小さくて。

僕は、毎年小金井公園で言うことがあります。この緑の静かな心地よい公園、みなさんと幸せな時間を過ごしました。日本のこの場所でとても素敵な時間をみなさんと作ることができました。日本は70年以上戦争をしてこなかった。平和が続いてきた。確かにそうかもしれない。でも本当に平和ですか?満足にご飯を食べられない子供、や、お父さんやお母さんに命を奪われてしまう子供。自分で命を絶ってしまう人。誰かを出し抜いたりだましたりして、少しでもたくさんのお金を自分の懐に仕舞い込もうとする人。人を殺す道具は世界を駆け巡ってます。そういう世界を仕方ないと諦めていませんか?

僕のとってセプコンは、2001年のNYで起きた事件がきっかけで始まった呼びかけです。テレビに映し出された、あのガラガラと崩れ去ったものはなんなのか。考えてみて欲しいという呼びかけです。この地球まるごと100%本当に幸せにするために、と言ったらちょっと途方もないので、せめて自分の隣にいる人を笑顔にするために、いや、まず自分が幸せになるために、かもしれません、自分は何をしたらいいんだろうか、どういう風に生きたらいいんだろうか。自分や世界に対する問いかけ、それを日々音楽にしてるわけですけども、仲間と集まって歌い上げるセプコンも、そんな音楽活動の一部というわけです。

まあ、そんなことを考えながら、アルバム制作、楽器や歌の練習、家事手伝いなどをする合間に、いろんな本やニュースを目にしますけども、時々さっきのイマジンの動画のようなものとか、自分のそんな心とリンクする事象に出逢い、やっぱ一人ぼっちじゃないよ!と嬉しくなることがありました。一つは珈琲屋で観た熊谷守一の画集。も一つは「お母ちゃん革命」という本。

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「お母ちゃん」の心を大事にしようという、僕の「母の手」にも通じる本、だと思う。

ネットで見た泥んこまみれで遊ぶ子供の写真があまりに素敵で、いいないいな〜って言ってたら、手に入りました。まだ全部読んでませんが、ここにもきっと世界平和への大事な鍵がありそう。命の持つ力と向き合う人たちのお話。

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この写真が大好き

熊谷守一は、またね。記念館がうちの近所にあるらしいから今度行ってみる。